欧州ドライブ旅行

今回は何時もの団体ツアーではなく完全に自分で企画したドライブ旅行です。団体
ツアーの良いところは添乗員が居てすべて面倒を見てくれるのと、料金も割安にな
ることなどです。反面自分の行きたいところのツアーが、あまりないこと、自由に時
間を使えないことなど不満もあります。

フランクフルトを起点にドライブ旅行

関空発のキャセイパシフィック航空で、香港経由フランクフルトに飛んだ。キャセイを
選んだ理由は香港での待ち時間が短いことが、一番の理由です。日本からはフラ
ンクフルトに直行便が飛んでいますが、料金が高いので今回は敬遠しました。

AVISのレンタカー

フランクフルトに無事到着。6時40分。早速レンタカーのオフィスへ行く。ちょっと分
かりにくくて迷ったが、カウンターに行き着けた。日本で予約をしていたので、予約表
と運転免許証、それにクレジットカードを提示すれば車のキーと駐車場所を教えてく
れる。英国の運転免許証だったので、住所が現在と異なるので日本の現住所を書
かされた。

車はオペルアストラ1600か相当のものとなっていたが、ご覧の通りベンツのAクラス、
1800ccディーゼルでした。馬力不足を心配したが、危惧に終わった。十分な動力性能
と高燃費を発揮した。心配だったトランクの容量は2個のスーツケースを収納すること
が出来た。乗員が2名なので入らなければ後席に置けるが、駐車中の盗難が心配で
ある。外から見えないところに無事収納出来きた。

9月9日
アウトバーンを南下 ストラスブールに向かう

AVISの駐車場を出てA5に入る。アウトバーンはスピード制限がないので、アクセルをいっぱい踏んでもよいが、推奨速度は130kmなのでそれぐらいで走ることにした。しかしそう簡単にいきません。トラックとかキャンピングカーがいるので追い抜かないと100km以下のスピードになってしまいます。慣れてきたので150km〜160kmを出して積極的に追い抜いていく。抜き終わるとスピードは130kmぐらいに落とすことにしました。車は130kmぐらいまでは安定性を失わないので安心です。しかし160km以上は出さないほうが安全なようです。同じベンツでももっと大型だと200kmぐらいは出せるがこの車では無理です。

AVISの駐車場を出たのが7:40です。ストラスブールの駐車スペースにに到着したのが10:10です。高速料金が無料なのがうれしい。当然だがEUになったので、ドイツからフランスに入る時に国境がない。昔のパスポートコントロールのゲートがあったが、素通り出来た。
ストラスブール

駐車場は町の中心から少し離れていたが、それ程遠くないので徒歩で町の中心に
向かった。

“美しきヨーロッパの十字路・仏独文化の出会う国境の都市”と紹介される
ストラスブール市は、ドイツと国境を分けるヨーロッパの大動脈ライン河の
ほとりに位置している。人口は25万人で、この地方(アルザス:Alsace)の
州都でもある。歴史は古く、紀元前12年には町が拓かれ、1989年には建都二
千年を祝っている。「街道の町」を意味するストラスブールは交通の要衝と
して独自の発展を遂げてきたが、第二次世界大戦が終息するまでの73年間に
、5回も国境が変わるなど、“明日から自国の言葉が話せない”という「最
後の授業」に見られるような苦難を、何度も経験してきた地域でもある。

イル川遊覧船に乗る

川は水位のの違うところがあり、通過するにはエレベーター式の水門を通るこ
とになる。水門の中に入ると後ろの水門が閉じられ水が注入され船が上がっ
ていく。水位が行き先の川と同じになると、前の水門が開けられ船が発進する
。この間5〜6分ぐらいです。

こちらは水位の高い方から低いほうに行くときです。

現代美術館の辺りで旋回し、欧州議会のある方へ行く。

ストラスブール大聖堂  CATHEDRALE DE STRASBOURG

高さ142メートルの尖塔をもつ街のシンボル的存在。1176年に着工、1439年
に完成と、建設に300年も要しており、バラ色の砂岩でできた荘厳な建物はゴ
シック建築の傑作といわれる。『最後の審判』が描かれた「天使の柱」や12〜
15世紀のステンドガラスなど見どころが尽きない。

尖塔に登る

332段の石段を登ると、高さ66メートルの塔に。市街のパノラマが開ける。天気
がよければ、遠くヴォージュ山脈やフォレ・ノワール(黒い森)まで見ることがで
きる。しかしこの石段を登るのは相当しんどかった。

ランチは大聖堂近くで

ここではドイツの国境に近いためか、フランス語とドイツ語が飛び交っている。
日本語は勿論のこと英語もマイナーな言語です。英語で書かれたメニューがあ
ったのでこのレストランに決めた。席に座って英語のメニューを要求すると英語
のメニューが出てきた。フランス語のメニューを少し勉強したが必要ないようで
す。9.8ユーロのステーキと連れは、チキンを注文した。

サン・トマ教会

彫刻とパイプオルガンも見事でした。かつてモーツァルトも演奏したオルガンで
、現在は毎年JSバッハの命日(7月28日)にここで演奏会が開かれるそうです。

プティット・フランス  PETITE FRANCE

フランスの中世の町並がよく保存されている地区で、木組みや切妻など、この地
方独特の様式の家々が並ぶ。イル川が4本の水路に分岐したこの一帯には、か
つて革なめし職人や漁師、粉屋などが暮らしていた。

ストラスブールの観光はプティット・フランスで終わりにして、コールマールに向か
う。14:25.