今回は何時もの団体ツアーではなく完全に自分で企画したドライブ旅行です。団体
ツアーの良いところは添乗員が居てすべて面倒を見てくれるのと、料金も割安にな
ることなどです。反面自分の行きたいところのツアーが、あまりないこと、自由に時
間を使えないことなど不満もあります。
関空発のキャセイパシフィック航空で、香港経由フランクフルトに飛んだ。キャセイを
選んだ理由は香港での待ち時間が短いことが、一番の理由です。日本からはフラ
ンクフルトに直行便が飛んでいますが、料金が高いので今回は敬遠しました。
フランクフルトに無事到着。6時40分。早速レンタカーのオフィスへ行く。ちょっと分
かりにくくて迷ったが、カウンターに行き着けた。日本で予約をしていたので、予約表
と運転免許証、それにクレジットカードを提示すれば車のキーと駐車場所を教えてく
れる。英国の運転免許証だったので、住所が現在と異なるので日本の現住所を書
かされた。
車はオペルアストラ1600か相当のものとなっていたが、ご覧の通りベンツのAクラス、
1800ccディーゼルでした。馬力不足を心配したが、危惧に終わった。十分な動力性能
と高燃費を発揮した。心配だったトランクの容量は2個のスーツケースを収納すること
が出来た。乗員が2名なので入らなければ後席に置けるが、駐車中の盗難が心配で
ある。外から見えないところに無事収納出来きた。
AVISの駐車場を出てA5に入る。アウトバーンはスピード制限がないので、アクセルをいっぱい踏んでもよいが、推奨速度は130kmなのでそれぐらいで走ることにした。しかしそう簡単にいきません。トラックとかキャンピングカーがいるので追い抜かないと100km以下のスピードになってしまいます。慣れてきたので150km〜160kmを出して積極的に追い抜いていく。抜き終わるとスピードは130kmぐらいに落とすことにしました。車は130kmぐらいまでは安定性を失わないので安心です。しかし160km以上は出さないほうが安全なようです。同じベンツでももっと大型だと200kmぐらいは出せるがこの車では無理です。
AVISの駐車場を出たのが7:40です。ストラスブールの駐車スペースにに到着したのが10:10です。高速料金が無料なのがうれしい。当然だがEUになったので、ドイツからフランスに入る時に国境がない。昔のパスポートコントロールのゲートがあったが、素通り出来た。駐車場は町の中心から少し離れていたが、それ程遠くないので徒歩で町の中心に
向かった。
“美しきヨーロッパの十字路・仏独文化の出会う国境の都市”と紹介される
ストラスブール市は、ドイツと国境を分けるヨーロッパの大動脈ライン河の
ほとりに位置している。人口は25万人で、この地方(アルザス:Alsace)の
州都でもある。歴史は古く、紀元前12年には町が拓かれ、1989年には建都二
千年を祝っている。「街道の町」を意味するストラスブールは交通の要衝と
して独自の発展を遂げてきたが、第二次世界大戦が終息するまでの73年間に
、5回も国境が変わるなど、“明日から自国の言葉が話せない”という「最
後の授業」に見られるような苦難を、何度も経験してきた地域でもある。
川は水位のの違うところがあり、通過するにはエレベーター式の水門を通るこ
とになる。水門の中に入ると後ろの水門が閉じられ水が注入され船が上がっ
ていく。水位が行き先の川と同じになると、前の水門が開けられ船が発進する
。この間5〜6分ぐらいです。
こちらは水位の高い方から低いほうに行くときです。
現代美術館の辺りで旋回し、欧州議会のある方へ行く。
高さ142メートルの尖塔をもつ街のシンボル的存在。1176年に着工、1439年
に完成と、建設に300年も要しており、バラ色の砂岩でできた荘厳な建物はゴ
シック建築の傑作といわれる。『最後の審判』が描かれた「天使の柱」や12〜
15世紀のステンドガラスなど見どころが尽きない。
332段の石段を登ると、高さ66メートルの塔に。市街のパノラマが開ける。天気
がよければ、遠くヴォージュ山脈やフォレ・ノワール(黒い森)まで見ることがで
きる。しかしこの石段を登るのは相当しんどかった。
ここではドイツの国境に近いためか、フランス語とドイツ語が飛び交っている。
日本語は勿論のこと英語もマイナーな言語です。英語で書かれたメニューがあ
ったのでこのレストランに決めた。席に座って英語のメニューを要求すると英語
のメニューが出てきた。フランス語のメニューを少し勉強したが必要ないようで
す。9.8ユーロのステーキと連れは、チキンを注文した。
彫刻とパイプオルガンも見事でした。かつてモーツァルトも演奏したオルガンで
、現在は毎年JSバッハの命日(7月28日)にここで演奏会が開かれるそうです。
フランスの中世の町並がよく保存されている地区で、木組みや切妻など、この地
方独特の様式の家々が並ぶ。イル川が4本の水路に分岐したこの一帯には、か
つて革なめし職人や漁師、粉屋などが暮らしていた。
ストラスブールの観光はプティット・フランスで終わりにして、コールマールに向か
う。14:25.。